
夜の間に積もった雪が、陽が登るとどんどん溶け出す。
屋根の雪も水になってポタポタ、雨が降ってるみたいに落ちてくる。

その屋根が乾くまでの間、床板の塗装をすることにした。
水性のウッドステインというのがあったので、ちょっと試してみる。
本来のオイルステインなら、擦り込んでウェスで拭いたりしなくちゃいけないけれど、
このウッドステインは一回塗るだけ。一般的なアクリル塗料と何ら変わらない。
木目が出る仕上がりがステイン風、ということなのだろうか。

オーク色が在庫切れだったので、パイン色にしてみたのだが、
塗ってみるとやけに黄色い気がする。
松ってこんな黄色かったっけ。

塗料を乾かしている間に、屋根の残りのセメント瓦を全部下ろした。
軽トラの荷台にいっぱいになった。
劣化したセメント瓦は、掴んだだけで割れたりする。
だからこれはもう、何かの埋め草にするぐらいしか使い道がない。
都会なら捨て場に困るところだろうが、幸い田舎には土地がいっぱいあるので、
どこか邪魔にならないところに積んでおく、ということになる。