梅の花が咲き誇って、晴れた日には春爛漫。
それでも、季節の変わり目は荒々しい。
まだ零下になる日があったり、
時に雨が降ったり、大風が吹いたりして、外に出たくない日がある。
そういう日には、
大人しくピアノを弾いたり、スペイン語を勉強したりして過ごすのだが、
机の前に座るのも疲れてきた時には、だらだら座椅子にもたれてスマホを構うことになる。
そんな時、iPhone の小さなキーボードの入力に苛つくことがある。
早く先に進みたいのに、同じ単語を繰り返し誤入力してしまうのだ。
こんなもん、太い指の不器用な外国人なんかどうやって使ってるのかと思う。
何とかならんもんかなぁ。
と思って調べてみたら、ちょっと発見があった。
さすがにみんな困ってるものと見えて、
iphone のキーボードの設定には、いくつかの工夫が仕込まれているのでした。
この中で役に立ちそうなのが、
「片手用キーボード」
「自動大文字入力」
「予測テキスト」
「なぞり入力」
「文字プレビュー」
「ピリオドの簡易入力」
だ。
「文字プレビュー」
これは、そのキーに触れた時に文字が拡大表示される機能。
ひと文字ずつ確認しながら打てば、確かに誤入力は防げる。
でも、慣れてくるとそんな悠長な打ち方はしてられない。
「片手用キーボード」
スマホで入力をするには、左手で本体を持って、右手で入力することになる。
右側から指を伸ばしてキーを打つことになるから、
急いでいると一番左側にある「Q」や「A」にまで指が届かないことがあって、
その隣の「W」や「A」キーを打ってしまうことがある。
すごくよくある。
これを防ぐための機能が「片手用キーボード」。
キーボードの幅を狭めて、ちょっと右側に寄せて表示してくれる。
これは地味に役に立つかも。
「自動大文字入力」「ピリオドの簡易入力」
日本語では関係ないけれど、外国語を入力する時には、
必ず文頭を大文字にして、文末にはピリオドを打たないといけない。
パソコンのキーボードならいいけれど、
スマホで入力する時には、
いちいちCapsLockキーを押したり、数字入力に切り替えないといけない。
これが「自動大文字入力」をオンにしてると勝手に大文字にしてくれる。
また、「ピリオドの簡易入力」をオンにすると、
入力を切り替えなくても、Spaceキーのダブルタップでピリオドが入力できる。
これは外国語入力時には便利。
でも、コンマやクエスチョンマークなんかは、やっぱり数字入力に切り替えないといけない。
これも何とかしてほしい。
( ※追記・・・コンマやクエスチョンマークが、数字入力に切り替えなくても打てることがわかった。
数字入力キーを長押しすると、数字入力キーボードが表示されるので、そのまま指を
離さずにコンマやクエスチョンキーをタッチすれば、それが入力されるんだ。この要領
で数字もいけます。)
で、ユニークなのが「なぞり入力」。
誤入力は「Q」や「A」だけじゃなくて、
隣り合った文字にちょっと指が触れるだけでも誤入力は発生する。
ひと文字ひと文字打つから、その度に誤入力の危険性が生じる。
それなら、単語単位で続けて打って、後で結果を検証すればどうだろう。
それが「なぞり入力」です。
ひと文字ずつ打つんじゃなくて、指を画面から離さずにひとつの単語の文字を続けてなぞる。
すると、なぞった結果が表示されるので、それを確認して決定する。
もし、なぞり方が間違っていても、「予想テキスト」にいくつかの類似候補が表示される。
なので、再入力をしなくても、そこから正しい単語を選択することができる。
これはなかなかいいかも。
でも、これに慣れるのにちょっとスキルが必要だけど。
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