
ちょっと出かけようとワゴンRで走り始めた・
すると、いつになく足元がぐにゃぐにゃしとして気持ち悪い。
車を止めて見てみたら、後ろ左側のタイヤがだいぶへこんでいる。
こりゃパンクだ、と思って家に引き返した。
車を止めてもう一度じっくり見てみたら、
後ろの両タイヤとも空気が抜けていた。
片方ならスペアタイヤで車屋さんまで持って行けるけれど、
タイヤが2つも同時にパンクしたんじゃどうしようもない。
どうしようか。
ま、とりあえず空気を入れてみよう。
と思って、足踏み式の空気入れで頑張って空気を入れてみた。
250まで入ったので、注入口からアダプターをはずそうとした。
そうしたら何と、バルブがいきなり根本からもげて、プッシューと吹き飛んだ。
「いったい何が起きたんだ!」
こりゃもう手に負えないや、と車屋さんに電話した。
そうしたら、「バルブの交換ですね」と平然と言う。
「そのタイヤを外して持って来なさい」と。

バルブは消耗品なので、交換すればいいのだそうです。
てっきりタイヤを買い替えないといけないと思ったのだが、
バルブを交換するだけでいいと。
そういうものだとはちっとも知らなかった。
通常はタイヤ交換の時にバルブも替えるものらしい。
ところが、この車は新車からほとんど走っていなかったので、
タイヤもそのまま。
十数年の時が流れて経年劣化したみたいです。
遠出して高速とか走ってる時じゃなくてよかった。
十数年も外されたことのないボルトはきつく固まっていました。
5−56を吹き付けてもビクともせず、
トンカチでガンガン叩いてようやく外せた。
バルブは1個たったの150円でした。
生きていると、いろんなことがある。