
先日の重い雪で、道路側の何本もの竹がしな垂れて、
電線に引っかかって折れた。
電線をまたいで折れているので、根元からを切っても竹が外せない。
切れるところは切って、車はなんとか通れるようにはなったけれど、
このまま放置しているわけにもいかないので、電力会社に電話した。
そうして」担当者が現地調査に来たが、
「申し訳ないが、竹がかかっているのはウチの電線じゃない」と。
なるほど、道路のこちら側を走ってる電線が中国電力で、
竹が垂れかかってる道路の向こう側は、確かにNTTの電柱から伸びる電話線。
あらためてNTTに電話をすると、ウチは今年から伐採はしないことになったのです、と。
これまでにも何度か依頼して切ってもらったことがあるのだけれど。
経費節減と要員不足のために、今年から「伐採はしないことになったのだ、と。
「でも、現地の状況は見に行きます」と。
「見には行くけれど、伐採はしない」って。
何じゃそれは。
じゃ、こちらで無理して作業して電線が切れてもいいのかと言ったら、
「立ち会いはします」と。
立ち合いはするけれど、伐採はしない、と。
何じゃそれは。

仕方がない。ここは町道なので、道路管理者は町ということになる。
町役場に電話したら、長々と説明させた後に引き継ぎなしに担当課に回され、
出てきた担当者にまた一から説明させられる始末。
あんまり腹が立つので、管理責任があるんだから今すぐ何とかしろ、と言ったら、
いちおう現場を見には来た。
で、状況は理解したけれど、町は高所作業車もないからどうにもできない、と。
なので、町が再度NTTと交渉してみるからしばらく待ってください、と。
NTTもNTTだけれど、高所作業車の1台も持ってない道路管理者も何だかなぁ。

もう、ええわ。
こっちで何とかするわ。
といいたいところだが、乗りかかった船なので成り行きを楽しむことにした。
電気が断線したら停電して被害が大きいけれど、
電話線が切れても生死に関わることもないからタカをくくっているのか。
また雪降って、電話線切れちゃえばいいのに。