
ちょっと街に出かけたら、田舎者はもう立ち往生する。
かつては大阪で働いてたんだけどなぁ。
とにかく大阪の梅田辺りは駅前再開発の変貌がすごくて。
地下に入ったら、一体どこを歩いているのやらさっぱりわからなくなって。
地上に出たら出たで、既知のビルディングを頼りに歩くのだけれど。
あちこち道路の横断が出来なくなってしまっていて、
迂回したり、遠い歩道橋を渡らなくちゃいけなかったり、また地下に潜ったり、出たり。
目的の場所に辿り着くのにさんざん歩き回って、疲れ果ててしまう。
田舎では直近でも車を使うから、普段はさほど歩かない。
そのせいかどうかわからないのだけれど。
その夜寝ている時に足が何だか重だるくなって、ちょっと寝苦しかった。
翌朝目覚めて、立ち上がって歩こうとしたら、
これが歩けないのだ。
左足の膝下に力が入らなくて、体重が支えられない。
横になったり座ったりしている時はほとんど痛みは感じられないのだけれど。
立って体重がかかると、痛いというか、膝から崩れ落ちてしまう。
立つことはできるし、負担をかけなければ何とか歩けないこともない。
だから、その日はびっこを引きながら歩いた。
びっこだとなかなか進まなくて、後ろからくる人にどんどん抜かされる。
杖が欲しい、車椅子が欲しい、身障者の気分だったけれど。
それでも頑張って歩いているうちに、何だか次第に回復してきて、
2日目になると、ほぼ元通りに歩けるようになった。
あれはいったい何だったのだろう。
そうして、家に戻ってきて2、3日経った時、
また夜中に左足の同じ箇所が重だるくなった。
あれ、と思ってトイレに行こうと起き上がったら、また歩けなくなっていた。
1週間で2度目で、いったん治って再発。
これはちょっとヤバいかもしれない、と思って病院にかけつけた。
身体の片側だけ突然麻痺って、ひょっとして脳梗塞の前兆?
だったら大変困る。
自分としてはそれはないと思うのだが、原因がわからない。
、
病院に行くと、車椅子で救急外来に通されて、
ベッドに寝かされ、血圧測って、血液採取、点滴につながれ、心電図、そして脳のMRI。
手足の動きを調べられたが、寝ている状態では痛くもないしどこにも異常はない。
ただ起きて体重がかかると、身体が支えられなくて歩けないだけ。
ベッドで寝ていると、いろんな先生が入れ替わり立ち替わり来て、
「気分は悪くないか」「吐き気はないか」と聞いて、
足を触ったり、金槌で叩いてみたりするが、特に異常はない。
ずいぶん待たされて、
どうも頭のMRIはクリーンだったらしく、
念のために腰のMRIも取ってみましょう、と点滴ベッドのままMRIへ。
それからもまた、ずいぶん待たされた。
そうして最後に先生から説明があった。
結果、MRIはどちらもクリーンで、心電図も血圧も血液検査の値も正常。
救急外来ではちょっと原因がわかりません、と。
とりあえず緊急性はないと思われるので、少し様子を見るか、
心配なら神経内科を受診するか、と言われたので、もう結構。
そそくさと帰ってきた。
結局、何も処置してもらえなかったので、歩けないまま。
でもまぁ、脳梗塞の前兆じゃないことがわかっただけでもよしとする。
その後日を追って症状は回復してきた。
今思うに、軽度の肉離れか筋膜症だったんじゃないかと。
それなら、最初に整形に行けばよかったのかもしれない。
でもまぁ、脳梗塞の前兆じゃないことが1万8千円でわかったんだからよしとする。
しかし、国立病院の先生といっても、若いお兄ちゃんお姉ちゃんばっかりだし、
パソコンの症例に当てはまらなきゃ原因不明になるし。
仕方ないけれど、できればあまり近づきたくない。
それはそうと、
年内に風呂場のコンクリート仕事を終えてしまう予定だったのだけれど。
それやこれやであとちょっとのところが着手出来ずにいる。
今年も残すところ10日余まり。
セメントはもう買ってあるので、何とか隙を見て片付けてしまいたい。
