
たまには寄席もいいもので。
先日「米朝生誕百年記念ウィーク」というので落語を聞きに行った。
落語もいいけれど、姿は見えぬが生演奏のお囃子が何とも良くて。
自分も三味線がさわりたくなった。
端歌、小唄や都々逸でもやってみたい。
弦楽器は好きなのでいろいろやってみるのだけれど、いかんせんすぐに飽きる。
熱しやすく冷めやすいので、楽器はなかなか身につかない。
でもすぐに飽きても、そのうちにまたやってみたくなる。
で、久しぶりにほこりにまみれた三味線を取り出してみた。
すると、見事に皮が破れていた。あちゃー。
皮が破れたうえに、胴の接合部まで全部剥がれていた。
これじゃ弾くことができない。
調べてみると、前回皮を張り替えたのがちょうど7年前のこと。
それからとんと触っていなかった。
そもそも三味線の皮は2、3年で破れるものらしいので、7年も経てばそりゃ破れる。
しかし、破れたのは表の四つ皮だけで、裏の犬皮は破れていない。
先に四つ皮が破れたせいで、胴がよじれて割れて、裏の犬皮は破れずに残ったのかもしれない。
四つ皮の方が繊細な音が出るから、犬より猫の方が好きなのだけれど。
でも、犬皮の方が長持ちはしそうだから、今度は両面犬皮にしてみるか。
でも、どうなんだろう。
この際、買い換えてもいいかも、と中古市場を調べてみた。
すると、これが結構安い。
紅木 の綾杉胴、金細とか、以前は高くて手が出なかったの高級三味線が、
今なら何と1、2万円で買える。
おそらく、今や三味線の需要はほとんどないのだろう。
それに、中古に出る三味線はたいてい皮が破れたものばかりなので、
初心者には手が出にくいというのもあるかと。
だから、安く買っても皮の張り替えは必須なのだけれど。
それでも何だかもったいないような三味線市場なので、
ここはひとつ、中古を新調することにした。
外仕事ができず、日がな一日炬燵で過ごす、長い冬場の手なぐさみ。
楽しみがひとつ増えた。

今年は柿の大豊作だった。
しかももう年も暮れようとしているのに、未だにたくさんの熟柿が枝に残っている。
吊るし柿も2回やったけれど、とてもじゃないが食べきれない。
こんなことはかつてなかった。
