三味線ふたたび。

投稿者: | 2025年12月25日

たまには寄席もいいもので。
先日「米朝生誕百年記念ウィーク」というので落語を聞きに行った。
落語もいいけれど、姿は見えぬが生演奏のお囃子が何とも良くて。
自分も三味線がさわりたくなった。
端歌、小唄や都々逸でもやってみたい。

弦楽器は好きなのでいろいろやってみるのだけれど、いかんせんすぐに飽きる。
熱しやすく冷めやすいので、楽器はなかなか身につかない。
でもすぐに飽きても、そのうちにまたやってみたくなる。

で、久しぶりにほこりにまみれた三味線を取り出してみた。
すると、見事に皮が破れていた。あちゃー。
皮が破れたうえに、胴の接合部まで全部剥がれていた。
これじゃ弾くことができない。

調べてみると、前回皮を張り替えたのがちょうど7年前のこと。
それからとんと触っていなかった。
そもそも三味線の皮は2、3年で破れるものらしいので、7年も経てばそりゃ破れる。

しかし、破れたのは表の四つ皮だけで、裏の犬皮は破れていない。
先に四つ皮が破れたせいで、胴がよじれて割れて、裏の犬皮は破れずに残ったのかもしれない。
四つ皮の方が繊細な音が出るから、犬より猫の方が好きなのだけれど。
でも、犬皮の方が長持ちはしそうだから、今度は両面犬皮にしてみるか。

でも、どうなんだろう。
この際、買い換えてもいいかも、と中古市場を調べてみた。

すると、これが結構安い。
紅木 の綾杉胴、金細とか、以前は高くて手が出なかったの高級三味線が、
今なら何と1、2万円で買える。
おそらく、今や三味線の需要はほとんどないのだろう。
それに、中古に出る三味線はたいてい皮が破れたものばかりなので、
初心者には手が出にくいというのもあるかと。

だから、安く買っても皮の張り替えは必須なのだけれど。
それでも何だかもったいないような三味線市場なので、
ここはひとつ、中古を新調することにした。

外仕事ができず、日がな一日炬燵で過ごす、長い冬場の手なぐさみ。
楽しみがひとつ増えた。

今年は柿の大豊作だった。

しかももう年も暮れようとしているのに、未だにたくさんの熟柿が枝に残っている。
吊るし柿も2回やったけれど、とてもじゃないが食べきれない。
こんなことはかつてなかった。

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